みどりばこの日記

自然、文化、留学

渡米

2022年6月15日に渡米。これからマンハッタンでの生活が始まる。

 

17年前に渡米した時は小学生だった。どんな世界が待っているのか、ワクワクしながらの引っ越しだったのを記憶している。今思えば、家族4人で一つのことに挑戦できることが当たり前だった。「生徒」という立場であり、米国の小学校に入って言語を習得して友達を作って良い成績を修めるのが自分の仕事だった。それを一番近くで両親が見守ってくれた。

 

社会人になった。日本に帰国後、米国に「社会人」として住みたい、「働いてみたい」と常に思っていた。

そしてようやく、沢山の労力とお金を使って渡米をするための職を手に入れた。

ただ、渡米直前になって気づいた。今回は1人での渡米。「社会人」という立場はあまりにも「生徒」とは違う。もう求められる仕事はない。良い意味でも悪い意味でも、自分で生活をコントロールでき、自分1人で生きていかないといけない。自分で自分の仕事を決めないといけない。もちろん、職があるからその職を全うすることが自分の仕事であるのだが、それ以上に自分で決めないといけないことが多い。

 

渡米の日。

1人で飛行機に乗るのはもう何十回と経験があるが、この時の1人は違った。1人で異国の地へ乗り込む。自分1人で選んだ道へ進む。自分なりの成果を出さないといけない。自分が決断したのだから納得できる生活をしないといけない。覚悟を決めて挑む挑戦が始まる、そんな緊張感を持って入国した。

 

勤務が始まるまでは、まずは米国での生活を思い出す作業。

案外覚えているものだ。どこに何が売っているか、人とどう接するか、何に気を付けるか、幼少期の記憶が徐々によみがえる。生活に慣れるのはそう時間はかからないことがわかった。

それと同時に、当時自分の生活がいかに輝いていたかを鮮明に思い出した。

もう一回それを味わえるのだろうか。味わうために来たのだから、まずはがむしゃらにできることから手をつけようでないか。→が合っているのか振り返るのは半年後。

 

自分の文章はここまで。

次からはNYの生活での発見を書こうと思う。